妊活をするにあたり、まずすることは生活習慣を改めることも大切ですが
自分の体のリズムを知り、排卵日を特定するために「基礎体温」をつけることが大切です。
タイミング療法などで病院にかかる際にも基礎体温表を持ってきて下さいという指示があります。
だいたい3か月分くらいつけてから病院に持っていくと、先生も把握しやすいと思います。
今日は、その基礎体温のつけ方を書いていきます。
・朝起きてすぐに体温をはかる
基本的にはこれだけです。
体温をはかるためには「婦人体温計」が必要になります。
低温期と高温期の差が0.3~0.5くらいのものなので、普通の体温計ではかれないためです。
普通の体温計は「36.0」のように小数点第一位までの表示になっていますが
「婦人体温計」は「36.00」のように小数点第二位まで表示されます。
これにより、より正確な体温がはかることが出来ます。
そして大切なのは「朝目が覚めてすぐの体温」をはかること。
必ず起き上がらず、布団から出ずにはかる!
起き上がってしまうと体温が上がってしまうので目が覚めたら横になったままはかりましょう。
出来れば毎朝同じような時間にはかるのがベストらしいです。
はかり方は、体温計を舌の裏の付け根に、はさむようにしてはかってください。
体温をはかったら、必ずグラフにします。
「基礎体温表」というものが薬局などに売っているので、それに毎日の体温を記入していきます。
私の場合、毎朝はかった後で記入していると、寝ぼけていたりで書き間違いが多発。
病院に持っていくには非常に見づらいものになってしまいました。
そこで考えた結果、枕元に紙と鉛筆、体温計を置いて、はかったら一旦紙にメモする。
そして、何日か溜まったら表に記入していくようにしました。
これで書き間違いがグッと減りました。
間違いは減りましたが、問題が。
私は寝起きがあまりよくないので、きちんとメモをしているつもりでも
字が汚すぎて後で読めないということが何度かありました。
それを解決してくれたのが、多機能な婦人体温計です。
この体温計は「体温の自動記録」がついていて
はかった体温を体温計本体に自動記録してくれ、後で振り返られるようになっています。
「目覚ましアラーム」で毎朝忘れず決まった時間にはかる事も出来るし、
本体に生理痛や性交などの体調のメモが入力出来、そのメモと毎朝の記録された測温値で
体の状態を体温計が判断して、マークを表示してくれます。
例えば、性交から14日以上高温層が続いてると妊娠マークが出たり
排卵日かな?という日にマークが出たり。
使い始めはデータが無いので表示は無いですが、2周期目から体温計自体が学習してマークが表示されるようになります。
液晶に10日分の簡易的な体温グラフが表示されているので
あー今回体温がガタガタだなとか一目瞭然。
そして何よりすごいのが、高温層が続いて、妊娠マークが出ると体温計が計算して出産予定日を出してくれるのですが、
それが一人目は病院での算出と一致、二人目は1日のずれでほぼ正確。
体温の上がり下がりの癖を見抜かれている感じで少し面白いです。
以前使っていた体温計は、ただはかるのみのシンプルなものでしたが
色んな機能がついている等、自分のお気に入りのものにしたことで
はかり忘れも体温をつける煩わしさもなく過ごせました。
気に入った道具であれば、面倒なことでも続けられますからね。
基礎体温のつけ方は以上で、次は「基礎体温のつけ方(疑問解決編)」を書きたいと思います。