今日は「福さん式」についてまとめたいと思います。
福さん式とは
「福さん式」とは、元助産師さんの「福さん」がネット上に公開した
自分で内診をして排卵日前後を確認する方法です。
主に、おりものの状態と子宮口の向きで判断します。
妊活をしている人なら基礎体温をつけていると思いますが、
それプラス「福さん式」で妊娠する確率を少しでも上がれば嬉しいなというわけです。
私も排卵検査薬と平行して「福さん式」をしていました。
一人目も二人目も。
排卵日がわかれば受精しやすく妊娠する確率も上がりますからね。
特定とまではいかなくても、そろそろだなという目安にはなると思います。
福さん式の方法
まず注意点。
自分で膣内に指を入れるので感染症のリスクもあります。
なので、必ず手は清潔にして、膣内を刺激しすぎないようにする。
それでもリスクは0ではありませんので、その辺は自己責任でしましょう。
後、個人差が大きいので100%排卵日を特定出来るわけではありません。
排卵時期の参考程度に試してみて、なかなか妊娠に至らない場合は
婦人科を受診した方がいいと思います。
無排卵だったり、その他何か原因があるかもしれないので。
福さん式の手順
・ 石鹸で手をよく洗い清潔に。腟内を傷つけないように爪も切る。
・ 椅子などに座り、足を肩幅に広げる。私は立ったまま膝を軽く曲げ空気椅子状態でしていました。
・腟の壁に沿いながら指を入れる。
・腟の奥に突き当ったら、指先で盛り上がっているところを探す。盛り上がっている場所の先が子宮口です。
・子宮口の状態を確認。
・子宮口周りのおりものを拭い取って、指を腟から抜いて、粘りや色などを確認。
膣内に指を入れる際、深呼吸をして力を抜いて、少し濡らした指を入れると楽に入ります。
入れる指は自分の入れやすい指でいいのですが、私は中指と薬指を入れていました。
というのも、子宮口周辺のおりものを指で拭い取って状態を確認するときに
排卵日周辺の伸びるおりものが上手に取れなくて指に何もついていないことが多かったんです。
なので、2本入れて子宮口周辺のおりものを摘み取る感じでおりものを取っていました。
判断方法
排卵日周辺以外では、子宮口が遠く感じて口もしっかり閉じています。
こんな感じで、子宮口がお尻側に上がっている感じがします。
おりものはペタッとしていてまったく伸びません。
排卵日周辺になると、子宮口が降りてきた感じになり、指に触れやすくなります。
このように口が少し開いている感じがして、いつもより柔らかく、
おりものはよく伸びるゼリー状のものが取れると思います。
この伸びるおりものというのが重要で、これにより精子が子宮内に入りやすくなります。
少し汚い話ですが、トイレに行って気張った時、ビローンと便器の水まで伸びるおりものが出た事はないですか?
まさしくそれが排卵日周辺の伸びるおりものなんです。
私は伸びるおりものも出ましたが、プルンとしたスライム状のおりものも出ていました。
排卵期に指でおりものを摘み取ったときに、スライム状のものが取れることが多かったです。
妊娠した時はそのスライム状のものがゴッソリ取れて、その夜にタイミングを取った時でした。
それも、2度も同じ状況でした。
伸びるおりものがスライム状まで粘度が高くなると、逆に精子が入って行きにくくて、自分で摘み取ったことで子宮内に精子が入れたのかな?と勝手に推測しています。
まとめると、
・排卵期は子宮口が近くて口が開き気味。伸びるおりものが取れる。
・排卵後は子宮口が遠くて口が閉まっている。ペタッとしたおりものが取れる。
ということです。
最後にもう一度書きますが、福さん式をする際は必ず手は清潔に!
自分で内診することに抵抗がなければ、基礎体温、排卵検査薬と一緒に試してみてもいいと思います。